Elgg をインストールします。
以下は Windows 上の XAMPP 環境に入れてみたときの記録ですが、CentOS 上でも基本的に同じです。
なお、インストール手順については Elggのインストール に解説されています。
まず、MySQL に Elgg 用データベースを作成しておきます。ここでは例として
とします。
コマンドプロンプトで C:\xampp\mysql\bin\mysql.exe を使うと以下のような感じです。
mysql -u root -p (管理者パスワードを入力) mysql> CREATE DATABASE ElggDB; mysql> CREATE USER 'ElggUser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'ElggPassword'; mysql> GRANT ALL ON ElggDB.* to 'ElggUser'@'localhost'; mysql> FLUSH PRIVILEGES;
ここでは、Elgg を c:\elgg\www に入れることにします。
そして、http:/
C:\xampp\apache\conf\httpd.conf に以下を追加します。(追加する場所は最下行とかで大丈夫だと思います)
■ Apache 2.2 系のとき
Alias /elgg C:\elgg\www <Directory "C:\elgg\www"> Options ExecCGI Includes FollowSymLinks AllowOverride All Order allow,deny Allow from all </Directory>
■ Apache 2.4 系のとき
Alias /elgg C:\elgg\www <Directory "C:\elgg\www"> Options ExecCGI Includes FollowSymLinks AllowOverride All Require all granted </Directory>
ネットで検索すると 2.2 系での設定例がたくさん出てきます。入ってる Apache は 2.4 なのに 2.2 の設定にしていて動かなくて悩みました。こういうのって知っていればなんという事はないんでしょうが、ハマると結構たいへんなんですよね。
※ httpd.conf を書き換えた後は Apache を再起動する必要があります。
Elgg の ダウンロードページ から Elgg 本体をダウンロードして c:\elgg\www に解凍してやります。(c:\elgg\www のすぐ下に index.php とか insall.php とかがある状態に解凍する必要があります)
次に c:\elgg\data ディレクトリーを作成します。
これは Elgg のキャッシュが格納されたり、アップロードしたファイルや写真が格納されたりするディレクトリーです。Windows の場合は特に何もしなくてもいいようですが、Unix の場合は Apache が書き込めるパーミッションにしておく必要があります。
次にブラウザーで http:/
「Next」で進むと以下のように PHP が緑色、Web server が赤色になっているかもしれません。
英文で書かれているままですが、上記のように Apache の仮想ディレクトリーを使っている場合は .htaccess を編集してやる必要があります。
c:\elgg\www に .htaccess ファイルができているはずなのでメモ帳などのテキストエディターで開きます。
#RewriteBase /
と書かれているところを探し、これを
RewriteBase /elgg
とします。
これで、Refresh ボタンを押して、再び Next で進むと今度は Web server の方も緑色になっているはずです。これで、Next でステップ 3 に進めます。
ステップ 3 では Elgg 用データベースのデータベース名などを設定してやります。
ステップ 4 ではサイトの名称などを設定します。これ以降の設定はあとで変更することもできます。
ステップ 5 は最初のユーザーである管理者の設定です。
これで Elgg が動き始めました。
管理者でログインすれば管理ページでさまざまな設定を変更したりプラグインを追加したりできます。