このサイト自身は CentOS でサーバー構築 で書いたように CentOS で動いていますが、自分の普段の環境(Windows 8)で試したりするために XAMPP を入れてみました。
XAMPP は Apache、PHP、MySQL、Perl などを一つにまとめて簡単にインストールできるようにしたパッケージです。Windows 用、Mac 用、Linux 用などがあるので、これの Windows 用をダウンロードしてインストールするだけで Elgg に必要なものは一通り入ります。
XAMPP for Windows のダウンロードページ からダウンロードしてインストールするだけです。
インストール中に Visual C++ 2008 再頒布パッケージがいると言われるかもしれません。その場合は表示されたページからダウンロードしてインストールします。
デフォルトで c:\xampp にインストールされると思います。全体的に Unix ライクなツールの集まりなので C:\Program Files などに入れるよりもデフォルトのままの方がいいんじゃないかと思います。
XAMPP をインストールする XAMPP ControlPanel というツールが入ります。これを起動して Apache と MySQL を起動させます。
IIS など他の Web サーバーが動いている場合は事前に止めておいてください。(もちろん、ポート番号を変更すれば他の Web サーバーと Apache を両方を起動することもできるはずですが試してません)
あと、私の環境では Skype が動いているとポート使用中になって Apache が起動できません。一度 Skype を止めて Apache 起動、そののちに Skype を起動してやれば両方普通に使えます。なんで Skype がポートを使ってるのかは謎です。
XAMPP がセットアップできたら http:/
メニューの「セキュリティ」のところから管理ページと MySQL のパスワード設定します。そのままだとパスワード無しになっているので、テスト環境だとしてもこれらの設定くらいはしておいた方がいいと思います。ステータスが全部「安全」になれば OK です。
ブラウザー上からできるので特に必要ないと思いますが、MySQL の管理者パスワードは C:\xampp\mysql\bin\mysql.exe を使って以下のような感じで設定することもできます。
(以下の new-password のところを root のパスワードにすれば OK)
> mysql -u root mysql> UPDATE mysql.user SET Password = PASSWORD('new-password') WHERE User = 'root'; mysql> FLUSH PRIVILEGES;